第1ステージ終了。

先週の日曜日、予定通りリニューアル前の最後の営業となりました。
あいにくの天気ではありましたが多くの方にお足もとの悪い中御来店頂きました。
本当に感謝です。
当日がリニューアル前、最後の営業だったことを知っていらしゃった方も、そうでなかった方も、みなさん温かいお言葉や多大な期待をいただきました。
「もう一度食べたくて！」「○○は残してください！」最終日もいろんな声をいただきました。リニューアルとはいえ一旦の区切り、どのお菓子も思い入れがあります。この世界に入って初めて任せてもらったお菓子、フランスで習ったもの、オープン以来お客さまからのご要望で店頭に並べたもの、全て大切な思い出です。どのお菓子もそれぞれの想いのこもったお菓子です。それぞれの美味しさがあります。
ほんとうに稀に、お客様からロワゾブルーのお菓子は、手の込んでいるモノと手をぬいているモノの差がありすぎるといわれます。真摯に受け止めますが、作り手から一言いわせていただけるなら、手を抜いているモノは1つもないのです。お菓子にもいろいろあります。作る工程がシンプルなもの、複雑怪奇なもの、それぞれにそれぞれの美味しさがあり、パティシエはそれぞれの美味しさを追求します。同じ楽譜でも演奏者によって音色が違うように、同じレシピでも作り手によって表現が違います。どうかいろいろな表現を楽しんでいただければ幸いです。
いろいろなケーキ屋さんがあります。いろいろな考え方があり、いろいろな表現があります。
どのケーキ屋さんもおもしろいですよ。
（好き嫌いを含めた）客観的な評価は作り手にとって励みやアドバイスとなります。一方的な批判、批評は憎しみや悲しみしか生みません。難しいですね。同じようで全く別物です。言い方一つ。でもその言い方一つで言った方も言われた方も感じ方が違います。
自分はどうだろう・・・。必要なのは「愛」ですね・・・。

さて、最近は寝ても覚めても新作のケーキやサービスのことで頭がいっぱい。ついついナーバスなブログになってしまいます。すみません。
気を取り直して、次回は新作や気になるロワゾブルー第2ステージのことお知らせします。
今しばらくお待ちくださいね。