サマーバレンタイン

皆さん、バレンタインはいかがでしたか?

ロワゾブルーでは今週、某社の依頼で撮影用のサマーバレンタイン用ケーキを

作りました。人形はマジパン担当のスタッフTさんの力作です。

「サマーバレンタイン」

ご存知ですか？

こういう呼び名を耳にするようになったのは私自身数年前からですが

「サマーバレンタイン＝七夕」です！

「七夕｣ではだめなのか・・・？

多少疑問も残りますが、全国のデパートを中心に

少しずつ広まっているようです。

店舗では

そんな先のことよりも「ひなまつり」そして「ホワイトデー」です。

男性、または旦那さんの代わりに選ばれる奥様は大変です。

いろんな思いが錯綜します。

倍返し、3倍返し・・・

誰が言い始めたのでしょうね・・・。

どなたにも喜んでいただけるよう

しっかり気持ちを込めて作ります！

新作焼菓子や

期間限定のマカロン、ダックワーズなどなど

順に店頭に並べていきます。

お楽しみに。

バレンタイン

本日より、以前お知らせしました期間限定商品「バレンタイン」の発売開始です！
ほんとは今日のお店オープン前にアップしたかったのですが、仕事に追われて夜になってしまいました・・・。
明日、明後日、14日と登場予定ですが売り切れてしまったらごめんなさい。
チョコのスポンジの上にラズベリー味のチョコムース。その上になめらかなホワイトチョコのムースを流して、中にラズベリーの実をちりばめています。表面は可愛らしくピンクのグラッサージュをかけました。見た目も味もキュートですよ。
口どけがとにかく良いケーキです。すっきりした味わいで食べやすいですよ。

昨日お知らせしました、「ソシソン・ド・リオン」
おかげさまで、本日、今時点でほぼ完売です！ありがとうございました!!
ご要望があるようなので・・・
今から再度仕込みます！
明日、また、出来立てで店頭に並べますね。
本日、買えなかった皆様、よろしかったらまたご来店お待ちしています！電話での取り置きやクール便での代引き発送も出来ますのでお気軽にお問い合わせください。
では仕込んできます!!

Saucisson de Lyon

「リヨンのソーセージ」という名前のチョコレート菓子です。

バレンタインを直前に控え、だんだんとチョコレートを選ばれるお客様の目も熱を帯びてきました。そんな中、急遽制作し、明日より販売予定の「ソシソン　ド　リヨン」を紹介します。

冒頭にも書いたとおり「リヨンのソーセージ」という意味です。

ソーセージというよりはサラミをイメージしていただいたほうが近いかもしれませんが、お肉の代わりにチョコで脂の代わりにナッツ類を入れ、ソーセージ形に成型してあります。

断面もそれらしいでしょ？

スライスしてある見本は、余った生地を置いておいたものなので形も四角くなっていますが実際にはもっと丸っぽい断面になっています。

実際のソーセージやサラミのように糸で縛ってありますので、食べる際には糸を切って少しずつスライスして食べてくださいね。

ハチミツの香る口どけの良いチョコにローストしたナッツなどをたっぷり入れています。

｢リヨン｣はフランスの地方都市です。

食の都「リヨン」で愛されるチョコレート菓子、是非お試しあれ。

ヴァレンタインが近づくにつれ、お客さまも気分はショコラなのでしょう、少しずつですがチョコレート系の商品が出始めました。ロワゾブルーの商品は、お客様からお話を伺っていると、特にこの時期、プレゼントよりもご自分へのご褒美に買われる方がやや多いようです。

まずは自分で試したいということもあるようですが、後日プレゼント用に来店されたときにもやはり自分用のは忘れられません。ありがたいことです。他の人にプレゼントするものはやはり送り手が自信を持って送れるものにしたいですよね。作り手の私たちは責任重大です。1つ1つ気持ちを込めて作ります！

今年は写真のようなショコラをはじめ、動物やエッフェル塔、車などの型抜きのチョコ、ガトーショコラやガトーナンシー、バレンタイン限定の生菓子も御用意しています。

生菓子は、本日よりミルクチョコのムースにナッツ系のムースを合わせた「イヴェルナージュ　　420円」、11日よりホワイトチョコムースとラズベリー、ラズベリー風味のチョコムースを合わせたハート形の「バレンタイン  450円」が登場予定です。どちらも個数限定です。なくなり次第販売終了いたしますのでご興味のある方はお早めにどうぞ。

美味しいもの 目指すもの

ケーキ屋さんの仕事の中で大切なのは何だと思いますか？

基礎技術の練習、知識の幅などなどいろいろあるとは思いますが、私は「食べること」が1番大切だと思います。
食べなければ何も分かりませんし、味を知らなければ先へは進みません。

東京時代、働いていた店のケーキは何度も食べました。休みの日には食べ歩き、1日10個なんて良くある話。フランス時代も、働いていたお店はもちろん、町中のお菓子屋さんのケーキを順番に食べていました。ケーキだけでなく素材、パーツとにかく食べましたよ。その時の味の記憶が私の財産です。

最近の店のスタッフはとにかく食べません。休みの日にどれだけケーキを食べているのでしょうか？
ケーキのこと、お菓子のことをどれだけ考えていますかね?　なぞです。

私はというと、
昨年はもちろん可能な限りが食べましたが、なかなか時間がとれず本を読むことのほうが多かったですね。お菓子の本、お菓子の歴史、経営、料理、素材などなど。それでもたくさん食べましたよ。

今年はもっと食べます！！
先週、福岡に行きました。いろいろ周りましたが、福岡で好きなのはジャックさん。お店のケーキ全部頂きました。計算された口どけ、洗練された味のバランスは絶品です。私たちのお店が学ばなければならないことがたくさんあります。

今週、岡山に行きました。突然でしたが取引業者のMさんに無理を言って案内していただきました。ありがとうございました。5～6件周りましたが、特にお世話になったのはバビヤージュさん。やはりバランスの良いお菓子を作られます。味に必要のない飾りは極力されず美味しさを追求されています。こちらのケーキも全てスタッフと頂きました。きっとスタッフ個々に思い、考えることがあったでしょう。

のどかな場所でお店を経営していると働くスタッフもついついのんびりしてしまいます。
仕事は、競争が無く、悩みが減り、苦しくなくなります。楽しい職場、きつくない時間。一見、良いようにも聞こえますが「職人」にとっては最悪です。恵まれた労働環境からは「職人」は育ちません。苦境の中、乗り越えた先にあるものが職人の糧となり誇りになります。
美味しさよりも「売れる」お菓子、面白い「アイデア」。これらを突き詰めるのは「商人」の仕事です。
もちろん「商人」も苦しみ、悩み、新しいものを生み出していく素晴らしい仕事です。

ロワゾブルーでは
あくまで「職人」の集団を目指します。スタッフは、現在働いている者も、新たに働こうと考えている者も「職人」を目指してください。
ロワゾブルーにヒット商品は要りません。
「美味しさ」を追求して、共に苦しみ共に泣き、そして最後に共に笑える方いつでもお待ちしています。いませんか？？