2012年10月21日日曜日

タルトペイザンヌ

おはようございます!
山口・阿知須は今日も快晴で気持ちの良い朝です。
昨日のブログに告知していました、本日限定商品、まずは「タルトペイザンヌ」が出来上がりました。只今オーブンでは「キャラメルアップルパイ」が焼成中~♪
少し手が空きましたのでタルトペイザンヌの写真をアップします!

タルトペイザンヌ、直訳すれば田舎風のタルト。
リンゴだけでなく色んなフルーツで「ペイザンヌ」とすることがありますが主にはやはりりんごを使用したものです。りんごにあまり手を加えず、素朴なお菓子に仕上げるのが伝統的な作り方。フランスにいるときには、りんごの反割がそのまま置かれているモノもありました。フランスのパン屋で働いているときには、生のりんごをスライスして一度オーブンで焼いてからタルトに乗せたりしていました。こうすることで水分の多いりんごを濃縮させるわけです。お店によってバニラシュガーを振ったり、シナモンをかけたり、はちみつを塗ったりもしますが、手のかけ具合はその程度。
今回のロワゾブルーでは・・・
りんごを荒い千切りにし、バニラシュガーで軽く和えます。すぐに用意しておいたタルト台に乗せオーブンへ。りんごはのるだけ載せます(砂糖をかけて置いておくと水分がどんどん出てくるので注意)。
今回、下の土台にはフランジパーヌ(アーモンドクリーム+カスタードクリーム)を敷いています。
これに、焼くときに出るリンゴの汁を吸わせながら焼きたいのです。ただ、汁はものすごく出るのでやや土台を侵したり、こぼれた汁がキャラメル化して焦げたりします。きれいに作りたければ、先にリンゴだけ焼いてから作るべきなのですが、私はこのほうが好きです。素朴な美味しさは愛すべき美味しさです。
オーブンでじっくり1時間以上焼くと・・・
焼きあがりです♪


高さが半分以下になりました。でも美味しさは倍増です。
これに仕上げに粉砂糖をかけてお店に出します。
個人的には粉砂糖無しの焼き色も好きなのですが、乾燥してしまいますのでそれを防ぐためにも粉砂糖を振ります。
どうですか?美味しそうじゃありません?
経営者の発言としてはちょっとどうかとも思いますが、売れ残らないかな~(笑)
その場合、私が即買いです!!

0 件のコメント:

コメントを投稿