2012年6月7日木曜日

Paris,5月18日

5月18日。
本日は朝からスタッフ全員でオペラ座近くピラミッドの本屋さんへ。残り2日間を少しでも有意義に過ごすために情報収集です。本来は渡仏前に済ませておくこと。フランスについてからこういう機会を作らなければならないのは非常に残念。日本で何度も確認したことが伝わっていなかったのは私の力不足。反省です。スタッフそれぞれに目的意識を持ってもらわねばただの観光、研修で来る必要はないのです。
スタッフが情報収集している間、私は近くのカフェで一人反省会。とりあえずカフェクレームを注文。ん~、不味い。スタッフも合流し、このまま軽く朝食。ピラミッドのカフェでガイドブックを熱心に眺める一団、どうみても旅行初心者のグループ・・・ギャルソンの「ジャポネ~、コンニチハ~、コニチハー、アリガトー」の声がやや煩わしい・・・。
気を取り直してケーキ屋さん巡りへ出発!!
せっかくピラミッドまで来たのでサントノーレ通りからベタにスタート。ケーキ屋さんパン屋さんを次々に見学。(下の写真はバックの形をしたチョコ。カワイイ!)
パン屋さんで気になるパンを食べ、お菓子屋さんでケーキも購入。
うちの子は全てを欲しがり全部味見。彼が一番研修になってい気がする。ホントによく食べる。
そうこうしている間にお昼前、歩いているとガイドブックではすっかりおなじみのスフレリーが。
スフレの専門店といえばマネージャーが今回の研修でスタッフに食べてもらいたいと言っていたお店の1つ。個人的には予定から外していたが、お店の前の通りに出てしまった・・・。
マネージャーを見る。目が輝いている・・・。
「子どもが騒ぐんじゃない?」一応言ってみる。
マネージャーが指さす→子ども爆睡。(うそっ!・・・。)
さっさとお店の人に席と子どもずれの入店が可能か確認に行くマネージャー。お店からオッケーの返事。
ということで本日のランチはスフレ!!
(個人的にはビストロのランチをこっそり計画していたが今更言えない。)
ホントに寝てるのか?入店時にこっそりベビーカーを揺らしてみる。起きる気配はない。
こうなったらしっかり食べよー!オー!!と心の中で呟き席に着く。
注文したメニューはスフレのフルコース。
前菜+メイン+デザート全てスフレです。定番のメニューから旬のアスパラを使ったものまで、それぞれ8種類前後からチョイス。少し写真でご紹介。
子どもは結局一回も起きず久々のゆったりランチ。
美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
ランチ後、自由行動。
私たちは、日々の食べ過ぎを解消するためひたすら歩くことに。
とは言っても行先はケーキ屋さん。また食べるのですが。
いくつか見て歩きましたが本日一押しは「ジャックジュナン」。
言わずと知れた有名店ですね。
実際に食べましたが、繊細な香り、素材の個性をしっかり引き出した味、構成、考え方などなど共感するものが他多くあります。シンプルな中にしっかりした表情がありこの研修食べた中ではピカイチです。また行きたいですね。
お客さんも多く、あまりの多さに写真は撮っていませんが素敵なお店でした。チョコも好みですし、キャラメルも美味しい。お店の方の一押し「パートドフリュイ」はお土産に購入したので食べるのが楽しみです。♪個人的には本日はこの店に来れたことで大満足。頭の中で色んな事がグルグル回る。
その後、引き続きひたすら歩く。
何キロ歩いただろう。メトロやバスならすぐだけど運動、運動。一緒についてきたスタッフも段々無口になってきたので(笑)、途中、アイスクリーム屋さんでアイスを購入してセーヌ川近くで一休み。
このころには、寝ていた子供は絶好調!! 誰よりもアイスを食べ、フランボワーズのソルベで顔を汚しまるで流血したかのよう・・・道行く人に笑われる。
たまには気合の入った顔でセーヌ川を見てみる。彼なりに思うことがあるのだろう。


さて、その後さらに歩き、ジェラルミュロ、エルメ、マルコリーニ、ボンマルシェを見ながらホテルへ。
少し休憩した後、本日夕食へ。
本日夕食は、スタッフの希望でムール貝を食べに行くことに。時期はずれているけれど十分美味しい。気楽に行けるチェーン店レオンへ。時刻は夜8時過ぎ。夕食のピークを迎える時間、お店は行列。お店の人に5分で空くけど待てる?と言われて30分待つ。まあそんなものだ。ようやく席に着き、ムールの専門店に行ったのにスタッフでムールを食べたのは1人。変わった子たちだ...。ムールはこんな感じ。
久々に食べたけどやっぱり美味しい。ちなみに付け合わせのポテトフリットはお代わり自由の食べ放題。またいつか行こう。
夕食後、スタッフのうち2人はもう食べられないとホテルでダウン。元気のあるスタッフとサンジェルマン方面へ散歩に出かける。サンミッシェルの方まで行ってクレープでも食べようかなと思いながら歩いていたが、気が変わって有名なカフェ「カフェドフロール」へ。素敵なギャルソンの素敵なサービスはホントに気持ちいい。デザートにパフェとコーヒーを頂いてスタッフと語り合い。次はこのカフェが似合うようになってまた来たいものだ。
もう時刻は夜中。
パリは観光地、まだまだ眠らない。せっかくなのでもう少し散歩してからホテルへ。
夜のパリもまた気持ち良いものです。
何気ない話をしたり、夢を語ったり、日頃とはまた違った面を見ることが出来たり、そういうことが旅の醍醐味の1つです。こういう機会を繰り返して良いチームにしていかなければいけませんね。
チーム・ロワゾブルー、もっと良くなるな~そう思ったパリの夜でした。












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