2012年5月31日木曜日

5月16日ストラス→パリ

本日はパリへの移動日。
子どもが朝早くから目を覚まし(朝5時)外に遊びに行くと聞かないので、7時くらいまで粘って出発まで父子で朝の散歩に行くことに。今朝のストラスブールは5℃、結構寒い。
こんな早朝でもパンを売っているところは開いているだろうと「美味しいモノ買ってくる!!」っと大聖堂近くのネゲルに張り切って出発。
ホテルを出ると犬の散歩をしている人に出会い、子どもも「わんわん、わんわん!」と大はしゃぎ。朝からテンションが高い2人。
アルザスは建物がほんとにカラフルで可愛く、ちょっとしたところにこだわりがあって楽しい。この無駄な余裕が今の日本にはない。
私はアルザスは4~5回目だが本当にいつ来ても気持ちが良い。しかし、修行時代、まさか自分の子供とここに来るとは考えもしなかったことで、なんだか感慨深い。
ホテルから歩いて2分。大聖堂の前の広場、色んな思いを胸にふと子供を見る、子ども爆睡・・・。

うそ! 今、はしゃいでいたのにっ!!
大聖堂の前、早朝から眠った子を連れ歩くテンションの高いおやじが1人・・・。
すれ違ったツアー客の私たちを見る目がややイタイ・・・。「こんな朝早くから・・・寝かせてあげれば・・・」日本人ツアー客の声が聞こえる。「いや、子供が外に行きたいって・・・。」  私の声は口から出ない。
前へ進もう!
黙々と歩き目的のネゲルに到着。
朝からお客でにぎわう店内。出来立てのケーキやパンが次々店頭に並び、常連らしき人がいつものパンを買いに来る。なんて気持ちのいい空間!! 一瞬このまま働きたい気分になる。
ケーキやデコレーションは真新しいものはなかったけれど、季節のフルーツがやはり美味しそう。フランボワーズにルバーブ・・・。そういえばアルザスに来てまだフォアグラを食べていないことに気づき、トレトゥールのコーナーでフォアグラとパテのパイ包みを購入(後で食べたらかなり好みの出来で久々のヒット♪)。途中でお店の外に日本人のツアー客が20人くらい到着外から店内をバシバシ撮影。フラッシュが強烈で動物園の動物の気持ちが少しわかる。不思議なのは写真だけとって誰も中に入ってこない。なぜだろう? 食べ物屋さんで食べずに写真だけ撮って次の場所へって???
お店を後にし、やや急ぎ足でホテルへ戻る。
さて、ストラスブーグを出発です。
来た時と同じTGVでパリ東駅へ。
これからパリ4連泊。泊まるホテルは今回普通のホテルではなく、アパルトマンを選択。キッチン、リビングが付いているのでマルシェやスーパーで買いものして、是非、調理して食べてもらいたい。そんな思いで少しぜいたくな部屋をスタッフへ用意。しかもなんとエッフェル塔ビューの部屋。贅沢過ぎて写真は載せられない(たぶん2度とない・・・笑)。
甘やかしすぎの声も聞こえそうだが、まあ、日頃の感謝もこめて、ということで。
本日は、この後道具屋に行き、スーパー、マルシェで買い物をして夕方からは自由時間。

私たち家族は、招待いただいていたパリの友人Satomi &Christophe邸へ。
彼女とは高校以来の友人で、今では家族ぐるみのお付き合い。そして、貴重なパリやフランスの情報等を伝えてくれるロワゾブルーのスペシャルサポーターでもあります。今日も、今後のロワゾブルーの計画や身近な子育ての話まで語り合いました。用意してくれたシャンパンやラクレット最高でした。子ども同士もなんとなく一緒に遊んでいたし、またゆっくりお伺いしたいな~。

明日はSatomiさんも一緒にパリを回ります。
明日が楽しみです。





2012年5月28日月曜日

5月14,15日ストラスブール③

ストラスブール2日目。
今日はストラスブールに終日滞在。
まずは朝ごはん。
朝食はカテドラル前の有名店クリスチャンで頂きました。アルザスに来たからにはとりあえずクグロフは食べとこうということで行きましたが、朝からしっかり食べて頑張ろうということでフルセットを注文。
搾りたてオレンジジュース、パンドミのトーストと自家製ジャム、クグロフ、目玉焼き、温かい飲み物のセット。皆はショコラショーを飲んでいましたね。ここはショコラショーも有名で種類も豊富。
美味しくいただきました。


その後、本格的に散策、ケーキの有名店もカテドラルからそうはなれていなくいろいろ見って周りましたよ。ネゲル、チュイリーミュロップなどなど、名前も覚えていないケーキ屋やショコラティエ、ブーランジュリにも積極的に入りその場で食べたり持ち帰ったり、段々ケーキ屋さんの研修らしくなってきました。やはり食べなきゃ分からない!見てるだけなら写真で十分、来る必要ないですからね。

少しケーキ屋さんのショーケースをご紹介。



そして、本日食べた食事の一部も写真アップ!!

スタッフ、料理と格闘中!?
まだまだ食べます!
そしてこの日は、あるスタッフの誕生日!!
フランスで迎えた二十数回目の誕生日はどうだったかな?



誕生日をビールで乾杯!! 良い歳になるといいね。
このあと若い2人がダウン(飲み過ぎではなく、満腹と睡魔に負け・・・。)
実はこの2人連夜の負け。恐るべしゆとり世代・・・。
私の時代、負けが負けで許されなかったが・・・せっかくのフランス。愚痴は止めよう・・・。
気を取り直して誕生日主役のスタッフと夜のストラスブールを散歩。
もちろんケーキ屋閉まっているけど、日中見るのとはまた違った雰囲気の街。
ものすごく気持ち良い。
ゆっくり街を見たり、少し語ったり。こういう時間が取れるのも旅ならでは。
夜は少し雨が降っていましたが、これもまた良い思い出。


明日はパリへの移動日、研修も後半に向かいます。
もう少しゆっくり滞在したかったな。


5月14,15日ストラスブール②

さて、ストラスブール街中散策です。
ストラスブールといえばやはりシンボル的にそびえ立つカテドラル

外観もさることながらその内側も素敵です。


長い年月をかけて作られたものには、やはり相応の伝統の重みがあります。私は宗教を持ちませんが、それでもこの場所にいると何かしら感じ、考えないわけにはいきません。

そして本当に感謝、感謝なのですが、夜にはここで素敵なサプライズ(?)プレゼント(?)が!!
また後ほど書きます。

教会を見学し、街中を歩きます。ストラスブールにはトラムもあり移動には便利ですが、いわゆる中心街(観光地)はそれほど大きくなく十分歩いて回れます。いろんなお店のディスプレイや小さなお店にも入りたいのでひたすら歩きます。
まずは長時間の移動でしたのでカフェで無事到着したことに乾杯♪

アルザスはドイツに近いこともありいろんなビールが味わえます。もちろんワインやオードヴィーも豊富。日頃、お酒を飲まない私も旅行中は毎日飲みます。美味しいのです。
スタッフはまだまだお酒は・・・まあ、まだみんな二十歳を超えたばかり。少しずつ楽しんでください。
ちなみに写真に写っている飲み物はパナシェ(ビール+レモネード)、他のメンバーも飲んでいたのはモナコやピコンビール。アルコールは1~2%ぐらい・・・もはやジュースですね。
この後1人ずつパフェも食し(味は観光地的)再び歩きます。
目に映るもの、口にするものやはりここは外国、日本とは違います。全てがスタッフ1人1人の糧になるでしょう。その量は意識している質によってまちまちでしょうが、帰国後、何かしら発揮してくれることでしょう!
この日食べたモノを少しご紹介(順不同)。



まだまだ食べます。
甘いものも少し。


本日は、ケーキは少なめでしたね。よく食べたのはアイス!

皆、2~3軒はしごしてましたね。パフェも食べたし。フランスは素材の個性がしっかりしていて甘さばかりを追求しがちな日本のモノとはやはり違う。加工したときにしっかり味が出ますね。ポイントはやはり酸味。酸味を嫌うあまり、甘さだけを強調したフルーツで作るケーキは本当に味がボケます。
1つ1つのケーキのクオリティや技術も日本の方がアベレージは断然上だと思いますが、食に対しての姿勢が日本とヨーロッパでは違いますね。写真のケーキもレベル的にははっきりいって高くないですが味は日本の一般的なケーキ屋さんよりは美味しいですよ。今は味も日本的とかフランス的とか、味覚の国境はないですから美味しいものは美味しいです。再確認出来ました。
明日はもっとケーキを食べたいですね、

さて、本日の夜のこと
日本で日頃からお世話になっているOさんにご紹介いただいていたMarcさんにお会いできることになりました。Marcさんはフランスはもとよりヨーロッパのオルガンの第一人者。そして、大聖堂の管理にも携わっていらっしゃる方。そんなお方が、なんと、私たち一行を夜一般の観光客がいなくなった後に、由緒あるオルガンの紹介やカテドラルの中を案内してくれるツアーをしてくれるとのこと。
何て素晴らしい!!!
普通は入れない鍵の掛かっているエリアやパイプオルガンの構造や仕組みまで目の前で紹介していただきました。公開されていない場所なので詳しく書きませんが、歴史と伝統を実際に感じる良い機会となりました。そして、そのツアーの最後に、なんとMarcさんが私たちの為にパイプオルガンで1曲プレゼントしてくださいました。

音楽家ではない私たちになじみがあるようにと曲はバッハ。夜、話声も聞こえない大聖堂の中、目の前で繰り広げられるMarcさんの演奏、響き渡るパイプオルガンの音色、息遣い、大感動でした。本当に心の芯に響く音。音楽は素晴らしく、音楽家は偉大です。忘れられない夜になりました。

ご紹介して頂いたOさん、そしてMarcさんに改めて感謝です。ありがとうございました。

2012年5月25日金曜日

5月14,15日ストラスブール①♪

早朝6時ごろパリ・シャルル・ド・ゴール空港に無事到着。
初めて飛行機に乗った子どもは飛行機に大興奮!移動中も予想外によく寝てくれて出だし良好です。

今日14日はパリからアルザスへ。
パリからもちろんストラスブールへの飛行機もありますが、ここまで既に山口~東京、東京~パリと2フライト、24時間で3フライト目は子どもがシンドイだろうということで、一旦、パリ東駅に出て休憩がてら朝食と散歩。記念すべきフランス1食目は庶民的な駅中のパン、とりあえずデニッシュ系が食べたいというスタッフにクロワッサン、パンオショコラ、ショソン、クラヴァットショコラ、おまけにクロワッサンルージュとパンオレザンも付けときました(クロワッサンルージュは子どもがほとんど食べてましたが・・・少し食べたら意外に美味しかったのでお店でも考えようかな・・・)。

パリ東駅からストラスブールはTGVで2時間と少し。その昔、僕が働いていたころはまだTGVは開通しておらずその頃は5,5~6時間かけてストラスブールに行っていました。いや~近くなったものです。TGVのチケットもネットで予約できるので本当にお手軽になりました。しかも安い!
お昼過ぎにストラスブールにつくので
昼食はバケットのサンドイッチ。それぞれ好きなものを食べました。個人的にはヨーロッパに来たらやはりチーズと肉は満喫したい。豪華な食事じゃなくても、覚えきらないほどのチーズやサラミ、生ハムなどなど値段は日本の半分以下。幸せなひとときです。

お店のランチで始めたバケットサンド、スタッフからの提案はあるかな?まだ初日、あえて言葉にはしない。
そんなこんなでストラスブール到着。
先週まではずっと雨だったようだが今日は晴れ。
泊まるホテルはカテドラル近くのココ。
可愛い建物です。
しかもスタッフは4~6人泊まれる部屋に3人で泊まります。広々快適です。
さてさて街に繰り出します。
ストラスブールは歴史的には中々難しい街。
戦争の影響を多く受けドイツになったりフランスになったり・・・そのため多くの言語を持ちアルザス独自の言葉もあります。現在はフランス国ですが文化はドイツにかなり近いですね。

ケーキの世界でいえば、アルザス地域は多くに有名パティシエを輩出している地域でもあります。ピエールエルメやフェルベーヌなどなど。フルーツも豊富でそれらを使ったオードヴィーも上質な物がそろいます。お菓子もドイツの影響を受け可愛らしい形のモノも多く、クグロフやベラベッカ、パンデピスなど個性的なものも有名です。
料理でも特色のあるものが多い地域、タルトフランベ、シュークルート、ベッコフなどなど、フォアグラも有名です。
さて、皆、何を感じ取るかな?続きはまた。

フランス研修5月13日

5月13日夜の山口宇部発全日空に乗り、念願のフランス研修がスタートしました。

今回の日程は初海外、初フランスのスタッフ、及び、子ども(1歳7カ月)に合わせて、14,15日はアルザス、ストラスブール滞在、16日移動日で17~19日パリ滞在、20日現地を発ち21日帰国と、ややゆったり目。
当初は現在お店で使用している材料の工場などを訪れ、見学したり、知り合いのお店などに数日間スタッフを入れてもらおうかとも考えていましたが、スタッフの希望により、実際にいろんなお店に行き、とにかく「食べる」ことに決定。
フランスという国に行き、歴史に触れ、空気を吸い、食事をし、生活をする、当たり前のことだけどこれが大事。体験し見聞を広めることで何かを自分の中に宿す、この繰り返しが感性を育てるのだと思います。しかし、時間は限られています。「食」を仕事とするメンバーの研修です。まして「食べる」ことを選択したスタッフ、お腹がいっぱいだから・・・そんなふざけた言いわけは言わないはず。しっかり食べてもらいましょう。詰め込みましょう!お店をオープンする前、フランスに連れて行った妻は何度か時に怒り、時に泣きながら食事を食べていたの思い出します。遊びじゃないんです。グルメ旅行なら自分で行ってね、そんなことを何度も言い聞かせ、何をしに行くのかを何度も尋ねての出発です。これから約1週間、いつも以上に一緒にいる中で、きっと知らない表情、気付かなかった個性を発揮してくれることでしょう。正直、20%楽しみで、80%不安・・・。
兎にも角にも出発です。次の更新はどこになるやら。
下の写真は、山口宇部空港、日本人特有のピースサイン・・・。

2012年5月13日日曜日

5月14日~22日お休みいただきます!

本日17時営業終了後、22日まで少し長い期間ですがお休みをいただきます。
お店をオープンしてから5年半。
念願だったスタッフを連れてのフランス研修です!
いや~嬉しい!! 経営者として本当に「やっと」ですがこういったことができるのは本当に嬉しいです。



日々、朝早くから頑張ってくれている現スタッフ。多くの困難や試練を前向きに共に乗り越えてくれた過去、現在のスタッフ皆に改めて感謝ですね。ありがとう。

ロワゾブルーには目指しているモノがあります。まだまだ口に出して発表するようなレベルではありませんが、私の何かに共感し、ともに進んでくれるスタッフは私の宝です。宝は磨かなければいけません。ほっておくと曇ったり痛んだりします。時に厳しく、時に優しく(?)。

スタッフはどうか。スタッフは宝でないといけません。宝になろうと努力すれば宝になります。いろんな輝きを放ちます。磨かれて磨かれて自分でも気付かない輝きを放つものです。
磨かれることが無くなったとき、それは磨かずとも眩い光を放っているとき。もしくは磨く価値が無くなったとき。どんな人でも輝けるのですけどね~原石のままでは価値は半減です。

今回のフランス研修。
見て、食べて、触れて、感じて、体感します! いろんな現地の方の協力もあって単なる旅行では味わえないチャンスもあるでしょう(たぶん・・・)。さあ、みんな何を感じとるかな?
お父さん、お母さん、皆さんの娘さんたちがどんな顔をして帰国してくるかお楽しみに!
輝いているスタッフが作るケーキはまったく同じものでもやっぱり違います。
お客様、帰国後6月のケーキ、注目です!!

それでは、今回は研修にパソコンは持っていかない予定ですが、現地からブログが更新出来たらします。お楽しみに。

母の日✿

今日は母の日ですね。
日頃の感謝素直に伝えましたか?
ロワゾブルーの母の日のケーキといえば・・・
毎年恒例の「フレジエ」!!
いちごも旬を迎えて美味しくなってますし、やはりこの時期のモノは香りが良いですね。
美味しいものほどその状態を保つ時間も短いもので・・・是非出来立てを食べて頂きたいですね。
っと紹介をしておきながらですが・・・

本日製作分、完売致しました!! ありがたいやら申し訳ないやら。
本日フレジエは完売致しましたが、その他のケーキまだあります!
お店には通常ないアントルメケーキ「ベリーのシブースト」なんかもあります。写真は撮っていませんが早い者勝ちです。是非ご検討ください!!

大切なお知らせです。
本日17時までの営業となっております!カフェオーダーストップは16時30分です。
イレギュラーな営業をしております。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

2012年5月5日土曜日

こどもの日>゜)))彡

ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?
ロワゾブルーでは毎日出来立てのお菓子をご用意してお待ちしています♪
天気の良い日はテラスも気持ちいいですよ。お出かけ途中や帰り道にちょっと一息ついてくださいね。

さて、本日は「こどもの日」。
何のお知らせ・告知もしていませんが、最近立て続けにあったご要望にお応えして「兜ケーキ」作ってみました!!男の子に人気のチョコレートケーキです!
個数限定です。お取り置きも出来ますので気になる方はご検討くださいね。